タクシー
帰ろうとする頃、雨が降ってきました。
通り雨かとしばらく待っていましたが、なかなか止みません。
出入り口付近には、同じように空を見上げながら待つ人がたくさんいました。
この博物館、ちょっと奥まったところにありまして、道路から少し入ったところに駐車場のゲートがあり、そこまでしか車は入れません。タクシーを降りても、100メートルばかり小道を歩かないと出入り口に辿り着かないのです。
ってことは、帰りに、道路に出てタクシー拾うまでには、絶対濡れちゃうってことだし。電話でタクシー呼んだって、タクシーに乗るまでには、確実に濡れちゃうってこと。
それでも、拾うよりは呼んだほうがはるかにマシなので、受付でタクシー会社の電話を調べて貰って、呼びました。
駐車場の入り口までタクシーが辿り着いたら、ケータイに連絡を入れてくれるとのこと。
しばらく待って、やっと「○○さまですね?××タクシーです。今着きました」と電話が入りました。
よし。
走るぞ。
それーーーーーーっ!
ちびすけも連れて、雨の中一生懸命走って。
前方に見える、一台のタクシー。
あ、あれだ!
それ、あと、20メートル。
がんばれ!
10メートル。
え?
あれ?
う・・・?
うそ~~~~~~~っ!!!
私たちの少し先を走っていた、女の人が、乗り込んで、タクシー、走って行っちゃったよ?
なんじゃそら~~~~~???
一同、呆然とタクシーの後姿を見送りました。
運ちゃん!予約した客の名前は、確認してから乗せてくれよな!
まあ、うちの場合、ありがちな名前だから、乗り込んだねーちゃんが「はい○○よ」とか返事してたらしゃーないけどな・・・。
あー、思い出しても、腹立つ!
ちなみにもう一台、すぐに呼びつけて、おんなじことが起こらないように、そのゲートのところの小さな屋根の下で待ち構えて乗り込みましたとも。
まあ、ねーちゃんにしてみれば、「あっ、こんなところにタクシー、ラッキー!」って感じだったんでしょうね。
でも、こっちはいい迷惑!ぷんぷん!
by chibipiyopiyo | 2006-08-19 00:54 | おでかけ