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面接

土曜日に幼稚園の面接を受けてきました。



「別に大したことないのよ。名前が言えるかとか、色がわかるかとか、そんな簡単なこと聞かれるぐらい。それで落ちる子がいるわけじゃないから」
と、先輩ママさんには聞いていたのですが、なんせ、面接という響き自体、何年ぶり?なんで、なんとなく緊張気味の私。いや、面接受けるのは、ちびすけなんですけどね。


呼ばれて、面接担当の先生の前に行ってみますと。
机の上に、絵本が3冊、置いてありました。
それをみるなり、とっとと椅子に座り、
とっとと工事現場の車系の絵本に手を伸ばし、めくり始めるちびすけ。
おおっと!
いきなりのフライングです。


「お名前は?」
先生の問いに、絵本から目を離さず、
「Y」
と、うるさそうに答えるちびすけ。
「何才ですか?」
「3さい」
頭の中はもう、車を見ることばかり考えているようですが、なんとか返事はしてくれています。
冷や冷やです。

「車が好きなんだね。じゃあ、この車、なんていうかわかるかな?」
「ぱいるどらいばー」
「え?・・・じゃあ、これは?」
「もーたーすくれいぱー」
決して一般的ではない車の名前まですらすら言うので、先生、ちょっとびっくりしています。
「・・・もう字が読めるんですか?」
「ええ、そうです」
おそらくカンニングして車の名前を答えてるんだと思って先生は納得されたようではありますが・・・彼のことだから、もしかすると、ほんとにそんな車まで覚えちゃっているのではないかと、母は密かに思います。


その後、色が答えられるか、大小が判別できるか、簡単な動物の名前が言えるか、数はわかるかなど、いくつかの質問を受け、全てすらすらと、絵本が読みたいのにうるさいよ先生!みたいな態度で答えていったちびすけでしたが、ああ、大丈夫なんだろうかこんなんで。
少しばかり、彼の幼稚園生活が不安になりました。


面接が終わってから、園庭で遊ばせてもらいました。
知り合いがいたので、様子を聞いてみると。
「この子ね、『何才ですか』って聞かれて、指をこう、2本出して

『ごさい!』って答えたんよ~。もう、最悪!」


「この子はね、まだ2才なのに、『よんさい!』って言った・・・。
『4歳なら、自分のことはもう少し自分でやってください』って私が言ったら、『いや!』って言うんよ~」


・・・・・。
ツワモノぞろいでした。
なんか、なんとなく負けた気分がします・・・。


まあ、そんなこんなではありましたが、楽しそうに園庭で遊ぶちびすけを見ておりますと、早く春にならないかな、と楽しみにもなってきます。

どんな幼稚園生活になるのでしょうか。
どきどき、わくわく。

by chibipiyopiyo | 2006-11-19 21:12 | ちびすけ